保湿で寒さ対策?乾燥と冷えの関係

まだまだ冷える2月。
朝晩は特に体の冷えを感じやすくなりますよね。
実は、体の乾燥は冷えと密接に関係していることをご存知ですか?


東洋医学では、肌の乾燥は「気」や「血(けつ)」の不足によって起こると考えられています。
「気」や「血」は体を温める役割も担っているため、不足すると肌の乾燥だけでなく、体の冷えにもつながってしまうのです。

また、現代医学的にも、肌のバリア機能が低下すると、体温を保持する機能が低下し、冷えを感じやすくなることがわかっています。

そのため、体の外側と内側から保湿を意識することが大切です。

■外側からの保湿
・入浴: 
湯船にゆっくり浸かることで、血管が拡張し、血行が促進されます。これにより、体の深部体温が上昇し、温かさが持続します。入浴剤を使用すると、保湿効果や血行促進効果を高めることができます。

・保湿ケア: 
入浴後や洗顔後には、セラミドやヒアルロン酸など、保湿成分が豊富な化粧水や乳液などでしっかりと保湿をしましょう。これらの成分は、肌のバリア機能を高め、水分の蒸発を防ぎます。

・衣服: 
首元や足首、手首など、外気に触れる部分を温かい素材の衣服で覆いましょう。これらの部分は、血管が皮膚の表面近くを通っているため、外気の影響を受けやすく、冷えやすい部位です。


■内側からの保湿
・食事: 根菜類や生姜、唐辛子など、体を温める食材を積極的に摂りましょう。これらの食材は、血行を促進し、体を温める効果があります。また、ビタミンB群や鉄分など、血行を促進する栄養素も積極的に摂取しましょう。

・水分補給: 
温かい白湯やハーブティーなどで、こまめに水分補給をしましょう。水分不足は、血液の循環を悪くし、冷えの原因となります。

・睡眠: 質の良い睡眠は、成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーを促進します。これにより、肌のバリア機能が維持され、乾燥を防ぐことができます。


■鍼灸施術
鍼灸施術では、体の内側から「気」や「血」の巡りを整え、冷えにくい体づくりをサポートします。また、自律神経のバランスを整えることで、血管の収縮・拡張を調整し、体温調節機能を高める効果も期待できます。
体の乾燥や冷えが気になる方は、ぜひ当サロンにご相談ください。

板橋区赤塚/女性のためのサロン
【鍼灸サロンつかさ】
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2025/2/24