繰り返すニキビ、普段の癖が影響してる?

こんにちは
鍼灸サロンつかさです。

こんな話はご存知ですか?
ヒトは不安になったりストレスを感じると、安心感を求めようとして、自分の身体をさわるといわれています。

もともと、ヒトは他者と触れ合うことで[オキシトシン]という幸せホルモンが分泌されるといわれてきます。
最近の研究で、これが実は自分自身に触れても同じようなことが起こり、ストレスの緩和に役立つということがわかってきました。


しかし、この自分自身に触れる時に「顔」に触れてしまうと、肌トラブルになることも...。
厄介なことに、ほぼ癖で行ってしまうため、これが肌トラブルの要因になっているとは気づきにくいのです。

特にニキビが悪化しやすい、繰り返しやすい、という人はこの触る癖が影響していることが多い印象ですね。


■思春期ニキビと大人ニキビ
思春期にできるニキビと大人になってからできるニキビは種類が異なります。


大まかに
・思春期ニキビ→皮脂分泌の過剰
・大人ニキビ→角層の乱れ


■角層の乱れ
角質層の乱れは、肌の乾燥や過剰な刺激により肌のバリア機能が低下することにより起こります。

乾燥や過剰な刺激は角層を傷つけます。
すると肌は炎症をおこし、さらに角層を厚くします。
その結果、角層ははがれやすくなりますが、毛穴に入り、角栓となり、毛穴詰まりに。
詰まった毛穴の奥で皮脂とアクネ菌が増え、ニキビになります。




■触る癖が刺激に
触るという癖により刺激になり、肌のバリア機能の低下につながります。

手のひらはスマホを触ったり、髪の毛を触ったり、思った以上に汚れています。

そんな手で顔に触れてしまえば雑菌がつくのは当然ですね。ニキビを傷口と考えるとわかりやすいと思いますが、通常の状態よりもさらに雑菌の入りやすいところに触れているようなものです。悪化しちゃいますね。


■対策
対策は簡単。触らないことです。
噛みしめ癖と同じですが、癖なので注意していればちゃんと触らないようにできます。

それでも気になってついつい、という人は、ニキビ部分の保護用パッチなどを貼ってみるのも1つの手です。
ぜひお試しくださいね!

2022/5/16